2014年10月27日



 「ダウン・バイ・ロー」を観たらエンドロールでトム・ウェイツのtango till they're soreが流れてきてすごく格好良かった。初主演映画だったのか。知らなかった。トム・ウェイツを初めて知ったのは映画の中で、「smoke」というめちゃくちゃ良い映画のめちゃくちゃ良いラストシーンで使われていたのだった。Innocent when you dreamという歌。ボロボロに泣きながら、なんだこの格好いい音楽と今にも死にそうな歌声は、と思ったのを覚えている。年を取るごとに作る音楽が若返っていくという変な人。セルジュ・ゲンズブールもそうだけど、こういう鳴ってる音が少なくて遊び心あるおっさんが歌っている音楽が好きだな。