2015年1月3日

 母の実家に帰省している。昼寝をし過ぎて眠れない。未だにフリック入力に身体が適合しないのでスマートフォンからブログを書くのは初めてだと思う。どうせなら2014年について書こうかと思うが、例年通り記憶がどれも曖昧である。
 2014年度、わたしは大学4年生になり、きちんと単位が取得出来ればこの3月で卒業する。のんべんだらりとやっていた職探しも終わり、アルバイトも辞めたし、毎日ポカンと阿呆のように口を開けて暮らしている。って何故か近況報告になってしまった。そうじゃない。わたしが大学に4年間通っていて思ったことは、ってこれも卒業が決まってから書きやがれという話題。本当に特に何も無かった。面白かった本、映画については帰宅したらパソコンからきちんと画像を添付して書きたいと思っているから、いよいよ書くことが無い。2014年も色んなことにムカついて不満タラタラで歯をよく磨いた(これの元ネタの画像は2015年も笑えると思う)。
 そう言えば髪の毛を一度も短くしなかった。あとパーティードレスを着て大学に行かなくなった。真っ黒い服も着なくなった。心境の変化があったわけでは無く、ノームコアとやらがわたしにもこういった形で波及してきたのだろうと解釈している。でも以前はそういった分かり易い部分で人に差別され切り捨てられることで、傷つくことが圧倒的に多かったけれど守られる部分というのも少なからず存在した。この間ツイッターで小悪魔アゲハの煽り文を画像付きで茶化すツイートが流れてきて、「派手な服はいつだってアタシたちの脆いプライドを守る鎧だった…」みたいな、何言っとんじゃって感じだけど、知らず知らずの内に、穏やかで寛容な人に囲まれてスクスク育ったのだからわたしだって同じようなものだ。今年はそれが無くなって、あまりにも簡単にわたしの示す屈託がわたし自身と結びついて理解されるようになった。あと、これまでは現実(仮)と精神のギャップはあっても身体は現実(仮)の側に属していたからやってこられたのだけど、2014年は身体が現実(仮)からも精神からも乖離してしまって可哀相だった。あと数ヶ月でどちらかに繋いでやりたいが、まだこんな状態には不慣れなのでいつか宇宙から海へ堕落する自分を救い出す、というような事態に陥るのだと思う。
 孤独に紙吹雪が舞い込んでいる。